文芸処・椋岡屋 裏話
更新日:2004年02月09日
★枚方俊之クン

 椋岡の作品(プロジェクト途中も含めて)、今のところ、登場回数が 多いのが、枚方俊之クンです。「シリウスの涙」 をお読みになった方は、枚方が真面目であり他人思いである事が お分かりになると思いますが、それ故、「シリウスの涙」では災難?に遭い、 苦悩の日々を送ります。
 しかし、彼は実際には人に慕われるタイプでして、「異郷の鐘」 では尾上真愛の良き相談相手になっています。

 そういう意味で、椋岡にとっては好きな登場人物の一人であり、 プロジェクト途中の「最後の夏」にも 登場させています。
 が、最初に人物設定をしたとき、「シリウスの涙」の舞台がJRの 鶴見線&南武支線だったため、某短大を卒業してJRに入社したことに して、ライバルの長坂と同い年ながら、枚方のほうが後輩、という 設定にしていました。
 その後、舞台を多摩川高速鉄道臨海線&浜川崎支線に変えて、 「シリウスの涙」を刊行した時も、枚方の人物設定は 変えないでいたのですが、「最後の夏」を書くに当たって、 「待てよ、シリウスの涙の時の設定のままでは、枚方が車掌1年目 というのにはかなり無理があるぞ」となった訳です。
 でも、「シリウスの涙」の文中の時期設定を明確にしていなかった お陰で、枚方と長坂の入社時期を早める事で、半ば強引に 設定を合わせた、というかなり辻褄合わせの事をやりました。 ダメですよね、こういう事は(笑)。

 ちなみに、枚方クンも吹奏楽をしていますが、短大時代から 市民吹奏楽団に所属していたため、社内吹奏楽団には入団しないで、 そのまま市民吹奏楽団で活動をしています。
 また、父親が国鉄及びJRで電気関係の仕事をしているのに 影響されて、鉄道マンの道を歩みますが、父親とは違う会社を 選んだ理由は、やはり父親と比べられる事と、枚方自身、 多摩川高速鉄道が好きな事が上げられます。

 この後、どういう役回りで登城するのか、実は椋岡も分かって いない、という状態ですが、彼にはハッピーエンドになってもらう つもりではいます。え、となると「シリウスの涙」の続きを書けって? (追記:その後、2005年冬に続編「Lament」を書きましたので、ぜひ!)

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